君子豹変

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 7月11日に、小沢新党が発足しました。党名は「国民の生活が第一」。「今の民主党は政権交代当時の民主党ではなくなった。政権交代の原点に立ち返った政策を国民に示す」という意気込みがこの党名になったようです。今の民主党が、政権交代当時の民主党でないのは、その通りでしょう。

 私は、2010年6月の菅政権の頃から、民主党は「変わった」と思います。沖縄の基地問題で迷走したこともさることながら、ギリシャ危機が最大のきっかけでした。「ギリシャは対岸の火事ではない」という大合唱を背に、財政再建が改めてクローズアップされました。 民主党代表選への出馬会見(2010年6月3日)で菅副総理・財務相(当時)は、 小沢氏について「しばらくは静かにしていただいたほうが本人にとっても、民主党にとっても、日本の政治にとってもいい」と言ったものです。

 今回の消費増税法案は、民・自・公の三党合意という超党派の議員の賛成を受け成立しました。一方、小沢氏は「静かに」するどころか、消費増税関連法案に反対したことから民主党を除籍されました。

 超党派というのは、ある意味で民主主義の否定です。菅政権から野田政権へ移行したものの、民主党は分裂してしまい、野田政権は自民党野田派と揶揄されています。

 君子豹変、小人面革(易経 沢火革の上六)と言われます。現在では本来の意味から離れて、トップやリーダーが気まぐれに自分の主義や主張をコロコロと変えることを言うようです。それはさておき、時代は確かに変革の時にきています。生き様を各自がそれぞれに考えねばならない時にきています。

― posted by 大岩稔幸 at 09:37 pm

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