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熊取六人組

関西系の毎日放送が、「熊取6人衆」の活動をドキュメントで まとめた番組を制作したことがあるのをご存知ですか?
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719# Link
2008年。毎日放送。 このあと、関西電力が広告を取りやめたそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk Link
これは、今回の事故後に、京大の小出裕章先生が3月20日に 山口県の柳井市で講演されたものです。
You Tubeで見られるもの で、すでに34万回見られているようです。
番組の最後の方で、彼は、これまでの活動を振り返って、 先生の歴史は敗北の歴史だと。
でも、今はこれだけ多くの聴衆が いらっしゃるので、希望はあると。
正直、涙がでそうになりました。
よかったら、見てください。1時間50分弱です。

http://www.youtube.com/watch?v=-pqrpabtm4s&feature=related Link
http://www.youtube.com/watch?v=a4c2Dca-Brg&feature=related Link
http://www.youtube.com/watch?v=e0AFOOyglC4&feature=related Link
http://www.youtube.com/watch?v=kjvmsnVqAPg&feature=related Link

― posted by 大岩稔幸 at 11:35 pm

謹賀新年2010

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 新しい年、トラ年が明けた。「口あけて腹の底まで初笑い」(虚子)。元日をこんな調子で過ごすことができたら、「笑う門には福来たる」で穏やかで幸せな1年を迎えることができそうだ。

 しかし社会や身の回りを見渡すと、笑ってばかりはいられない。笑いを忘れたような景気に、デフレが追い打ちをかける。収入の目減り、失業問題もある。そんな折、思い起こすのは昨年、本紙に載った「ぷかぷか人生」と題したサックス奏者、坂田明さんの一文。

 バンド仲間と海外へ演奏旅行に出掛ける。ぼろぼろの会場。こんな対応があるのか、と怒りの声が上がる。坂田さんはこうたしなめたという。「こんな貧乏な国の人々がおれたちを呼んでくれて、音楽を聴こうとしてくれてんだよ。この人たちが呼んでくれなきゃ、ここには来られなかったんだぞ」

 おんぼろ飛行機には「飛ぶだけで偉いじゃないか」。遅れて来た列車には「来るだけで偉いじゃないか」。虫がゾロゾロ出て来ると「虫も生きられない所じゃ、おれたちも死んじゃう」。心の持ち方一つで社会の景色は変わるというのが坂田流。

 突き詰めると、苦しいこと悲しいことがあっても、生きているだけで偉いじゃないか、と考えることにも通じる。昔中国の王はこんな言葉を残した。「苟(まこと)に日に新たに、日々に新たにして、また日に新たなり」

 日々に刷新があれば、1年はさらに輝いてくる。





高知新聞
小社会より

― posted by 大岩稔幸 at 12:12 am

認定審査会委員として

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この4月から介護保険の認定の方法がかわりました。変更された内容が明らかになると、多くの利用者やその家族、介護関係の団体、施設の事業者などから 「高齢者介護の生活実態に即した改定とはいえない」という不安や不満、怒りの声が上がりました 

 その波紋の広がりに厚生労働省は施行直前の3月24日、新しい調査基準の一部見直しを発表しましたが 「修正は表現を変えただけで不十分」と批判の声はおさまらず、導入してわずか数日で「経過措置」という異例の対策を講ずる羽目になっています。

 政府は「介護給付の適正化」により介護保険の信頼性を高め持続可能な介護保険制度制度を構築していく」と説明してきました。政府のいう「介護給付の適正化」とは「不適切な給付を削減し、適切なサービスを確保する」となっています。

 しかし先ごろ共産党小池議員が入手し発表した厚生労働省の内部文書により、国の狙いが「適切なサービスの確保」ではなく「要介護認定調査の変更」による給付費の削減だったことが裏付けられました。

 公表された内部資料(要介護認定平成21年度制度改正案)には要支援2と要介護1の認定の割合が 「当初想定していた割合7対3にならず5対5になっている」として、要支援2と要介護1の割合が想定していた7対3になるように軽度の人を増やす方針が明記されています。認定度がかるくなれば給付の削減につながることは明らかです。

 次に要介護認定の度合いを軽くする仕組みについて解説します。

 ひとつは調査員が申請者に聞く調査項目を82項目から74項目に減らして介護度が軽く出るようにしたことです。

 以前から1次判定では認知症の人が軽く判定される傾向にあると云われてきましたが、今回の改定ではそれがますます顕著になっています。

 削除された項目に「火の始末」があります。これは命にかかわり、近所の住民に不安を与え、家族には目の離せない行為です。

「幻視・幻聴」によって夜中の徘徊行為も生じます。水分補給も命にかかわります。「飲水」もなくてはならない項目です。削減された項目はいずれも2次判定で重視されてきた項目ばかりです。

 二つめは聞き取り調査の判断基準です。これも変えられました。たとえば寝たきりのため「移動」や「移乗」のできない人は「介助されていない」にチェックが入ります。薬の服用では、3月までは飲む時間を忘れたり、飲む量が分からない人は「全介助」でした。4月からは「適切に薬を飲めていない」場合でも 「介助されていない」です。

 今回の判定基準の変更には、調査にたずさわる専門家のみなさんから「これでは申請者の実態が反映されない」と批判の声があがっています。

 三つ目は審査委員会の権限の問題です。介護サービスを利用するためには市町村の担当窓口に申請します。調査員による聞き取り調査を受けます。その結果をコンピューターに入力します。これが1次判定です。

 次に保健・医療・福祉の専門家3人以上で構成する介護認定審査会が、1次判定に基づいて訪問調査員の特記事項と主治医の意見書を加え、申請者の生活の全体像を把握し判定します。これが2次判定です。

 この二つの段階を経てサービスが利用できるようになります。

 この2次判定は「1次判定を修正・確定し、必要に応じて1次判定の変更を行う」ことのできる唯一の場です。3月までは審査会の2次判定で要支援・要介護に振り分けていた作業が、要支援2と要介護1の割合が想定していた7対3にならない原因は介護認定審査会にあるとして、今回の改定から判定作業をコンピューターに任すなど審査委員会の権限が大幅に引き下げられました。

 適正化と称して介護給付を削減し、これが世論の追求にあい「経過措置」をとらざるを得ない始末になっています。介護保険制度をコンピューター任せにせず、利用者やその家族の介護と生活の状況に合わせて十分に介護が行き届く制度にしていかねばなりません。

 おかしいと思ったら黙っていないで声を上げていくことが大切です。「適正化」などという大本営発表のような言葉に騙されてはいけない。

― posted by 大岩稔幸 at 10:51 pm

正月飾り

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http://item.rakuten.co.jp/iwabun/shin-kokoro/

 正月飾りを付けた車をとんと見なくなった。車に対する意識が変わったのか、それとも景気の悪さがそうさせるのか。恐らく、その両方だろう。

 車が庶民の家庭にまで普及し始めたころ、新しい車を買うと「新車下ろし」と称して、宴席を設けた。お酒を飲む口実でもあったが、そうやって、新車を買ったうれしさを、仲間たちと分け合ったのだ。

 車には夢がいっぱいあった。「いつかは○○」というテレビCMがそのあたりの事情を語っていようか。今は小さな車だが、そのうち、もっと大きな車を、という夢が持ち得た時代であった。

 バブルがはじけて正月飾りは激減、その後も回復することなく、過去の風俗になりつつある。車はありふれた移動用の道具となり、地球温暖化も絡んで、かつてのような夢が持ちにくいことになった。

 金融危機に端を発した不況で、経営危機に陥っている米国自動車メーカーの最大の失敗は、車を取り巻くそんな環境の変化を見誤り、いつまでも大きく豪華な車を造り続けてきたことにあるのだろう。

 GM社がこの危機に際してすがったブランドが、キャデラックやシボレーといった「昔の名前」であることに、それは象徴されている。日本メーカーのような低公害車が、そこにはない。

 公的資金の投入で年は越したが、米国の自動車業界が世界経済の時限爆弾であることに変わりはなさそうだ。爆発せぬことを祈るばかり。

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― posted by 大岩稔幸 at 11:35 pm

2008年回顧

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 格差の広がりを背景に、境遇に強い不満を抱く若者らによる無差別殺人が続発した。
 茨城県土浦市と岡山市は駅が、東京・秋葉原は日曜の歩行者天国が凶行の場に一変した。秋葉原の事件は派遣社員の二十代の男に十七人が次々とダガーナイフなどで襲われるという最悪のケースとなった。
 犯行の残忍さとともに、世間を震撼(しんかん)させたのが、「誰でもよかった」といった動機の理不尽さだ。
 身勝手な暴走は若者だけにとどまらない。大阪では四十代の無職男が個室ビデオ店に放火し、十五人が犠牲に。さいたま市と東京で元厚生次官らが連続で殺傷された事件では四十代の無職男が「保健所に飼い犬を殺された仕返し」と供述し、心の闇をのぞかせた。
 いずれの犯人にも共通するのが、不安定な境遇と社会から孤立していることだ。ネット上では冗舌に自己表現できても、生身のコミュニケーションが不得手で、他者への共感能力が欠落している。
 非正規雇用など不安定就労の広がりは、職場の人間関係を分断し、疎外感を深める人も潜在的に増えている。
 人間関係の希薄化が進む風潮は、自殺者の増加と無関係ではない。硫化水素自殺はことし一千人を超えた。発生方法がインターネットで多数紹介されたことの影響が指摘されている。
 救助に入った家族や救急隊員が巻き添えで死傷する被害も多発し、ネットの功罪の「罪」が厳しく問われた。
 高齢者を狙った振り込め詐欺の被害もことしに入って急増した。手口は次々と変わる上に巧妙化している。犯罪に遭わないための情報を、確実に高齢者に届けることが大事だ。
 若者にとって、大麻が身近な存在になっていることも世間にショックを与えた。薬物に対する抵抗感が薄らいでいることの警告だ。より早い段階から予防教育を講じる必要がある。

食の不信さらに

 産地偽装など、食への不信を高めるような事件はことしも絶えなかった。
 年明け早々、中国製冷凍ギョーザを食べた十人の中毒症状が発覚。捜査が進展しないまま、中国製冷凍インゲンや菓子類でも有害物質による汚染が広がった。
 中国産の売り上げ不振から、中国産ウナギを国内産と偽って大量に流通させる大掛かりな偽装が明るみになった。産地証明書までが偽装され、消費者の表示への不信を増幅させた。
 「事故米」を食用に転売する不正も発覚、消費者の食に対する不安が一段と強まった。健康に直結する食品を扱う業者のモラルがあらためて問われている。
 将来への展望を描きにくい時代に、希望や自信をもたらしてくれたのがノーベル賞での日本人の活躍である。
 物理学賞に南部陽一郎、小林誠、益川敏英の三氏が、化学賞は下村脩氏が選ばれた。日本人四人の同時受賞という快挙は、世界に日本の科学力の高さを大いに示した。
 ことしはオリンピックイヤーでもあった。北京五輪の競泳男子平泳ぎでは、北島康介選手が連覇を達成。女子ソフトでは悲願の金メダルを獲得した。上野由岐子投手の力投に多くの国民が胸を熱くした。
 閉塞(へいそく)した社会の風向きを変えるのは、一人一人の心の持ち方だ。どんな状況下でもベストを尽くすことで道は開ける。そう信じたい。






2008年12月29日
高知新聞朝刊 社説

― posted by 大岩稔幸 at 09:42 am

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