謹賀新年

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亥年(いどし)が明けた。家族一同のつつがない一年を祈って初詣でに出かけた方も多いだろう。平穏な暮らしも世界とわが国の平和があってのこと。世界から硝煙の消える日はいつになるのであろうか。

イノシシといえば、猪突(ちょとつ)猛進という言葉が思い浮かぶ。前後を考えず、ただただ突進するだけの武者を猪(いのしし)武者と呼んだ例は、古くは太平記にあるそうだ。防衛庁は近く省になる。喜び勇んで猪突猛進するようでは、国民の信を失おう。

ことしは2、3年前から言われてきた「2007年問題」の年にも当たる。この年から日本の総人口が減少に転じ、また団塊世代の大量退職が始まって、社会にさまざまなひずみをもたらせると警告されてきた。

2007年問題は教育界にも及び、大学進学希望者数と大学の総定員が同じになる大学全入時代も幕開ける。全入と言えば、聞こえはよいが、それは大学の生き残りをかけた淘汰(とうた)の時代が始まるということでもある。

すでに人口の方は、予測より2年早まって、一昨年から減少に入っており、50年後には9000万人を割り込むという試算も出た。しかも、それは65歳以上の高齢者が全体の4割以上を占めるという、超が幾つも付くような少子高齢化社会だ。

参院選、統一地方選、選挙の年でもある今年が節目の年になる可能性は十分。しっかりと将来を見据えた実りある一年にしなければならない。猪突猛進ではなく、熟慮断行の年にしてこそ、夢と希望に満ちた未来を幼い者たちに手渡すことができる

― posted by 大岩稔幸 at 11:31 pm

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